昨日は第二回の短答式試験だったようですね。
受験された方はお疲れ様でした。
短答式試験はマークシート式で、かつ模範解答は各予備校のHPに
すぐにアップされますから、自分がどの程度できて、その結果
論文試験に進めるかどうかはすぐに把握できる仕組みになっています。
本来であれば。
今回は初めての年二回短答式試験の第二回という位置付けや
昨今の最終合格者抑制の流れ、さらには会計士試験制度改正の
議論が佳境に入っていることなど、非常に不透明な要素が多い
環境下にあります。
合格基準点がどこになるかは結果発表日まで全く分からない
わけですから、受験生の予見可能性は低く、特に通常であれば
基準点となる7割前後の方は気持ちの持ち方が難しいでしょう。
私も昨年の論文試験の結果待ちをしている頃に監査法人への
就職難が社会的に表面化しつつあったことで、様々な合格者数
予想があり、発表日まで落ち着かなかったことをよく覚えています。
ただ、論文試験は落ちていたとしても次回の試験までそれなりの
時間がありますが、短答試験の場合は仮に受かっていた場合、
2ヶ月後にすぐに論文試験が行われることになります。
それを考えると、結果発表までの1ヶ月は非常に貴重な時間であり、
微妙なラインにいる受験生は短答は受かっているものと信じ込んで、
すぐに論文試験の勉強に取り組んだほうが良い結果につながると
思います(そうは言ってもなかなか難しいでしょうが・・)。
いずれにせよ、試験を受ける受験生が振り回され続ける試験制度
変更議論は早く終わりにして、受験生が勉強に集中できる環境を
整えるべきですね。
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