三十路からの公認会計士登録記録

中小企業診断士でもある三十路サラリーマンが、公認会計士試験に一発合格を果たしました。公認会計士登録へ向けた日々を綴ります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

会計学(午後):再現答案

第3問

問1 ×○×××××○○○××

問2 
(1)企業の支払準備のみに着目すれば現金(及び要求払現金)のみでよいが、企業は通常、余剰資金は短期的投資で運用を行うものである。そのため、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資である現金同等物も資金の範囲に含めている。また、資金の範囲は会計方針として注記で開示しているため、企業間で比較することは可能である。

(2)税引後純利益から利息や配当金などの営業外・特別損益項目を控除し、キャッシュベースに変換したものが営業キャッシュフローであることから、両者は近い概念であるといえる。しかし、キャッシュベースであるか否か、投資・財務活動のキャッシュフローを含むか否かといった点では異なっている。

(3)小計欄までの部分を区分することにより、小計欄では会計上の「営業利益」に対応したキャッシュフローを表示していることになる。よって、小計欄で計算される金額は、企業の通常の営業活動からの現金獲得能力を表している。


第4問

問1
広義の実現主義においては、資産又は負債の変動が財務諸表における認識を正当化するに足るだけの確実性と客観性を具備したときに収益が実現したと考える。本問ではA社から無条件で返品が可能となっていることから、全てが返品される可能性もあり、収益の確実性・客観性を満たしているとは言えない。よって、期末時点で未販売の400個については売上に計上できないことになる。

問2
(1)できない。営業債権と営業外債権は発生原因が異なっており、表示上も、営業債権の貸倒引当金繰入額は販管費に、貸付金の貸倒引当金繰入額は営業外費用に表示されものであるからである。さらに、総額主義の観点からも両者の相殺はできない。

(2)変更後のキャッシュ・インフローを当初の約定利子率で割り引いた額は、現在における回収可能価額をあらわしている。よって、簿価と現在価値との差額は回収可能価額の減少を意味しているため、損失としての性格を持つことになる。

問3
(1)
(ア)賃借・転貸の全体を一つの取引とみなし、そこからの収支を明らかにするため、債権と債務を相殺して表示する。
 (イ)賃借と転貸をそれぞれ別々の取引と考え、A社への債務とC社への債権はそれぞれ別のものであることから、両建てで表示する。 

(2)グループ外のA社からの、所有権移転ファイナンスリース取引として処理される。理由は、ノンキャンセラブル・フルペイアウトの条件を満たしているためファイナンスリースに該当し、C社特別仕様であることから所有権移転ファイナンスリースの要件も満たしているためである。

問4 
(ア)A社社債は1年以内に償還が予定されているため、固定負債から流動負債への振替を行い、「1年以内償還予定社債」といった名称で表示する。
(イ)B社国債は保有目的の変更(満期保有→売買目的)を行い、期末の時価9億円で評価し、1億円は有価証券評価損として処理した上で、1年以内に売却を予定していることから流動資産に表示することになる。


第5問

問1 ○○○××

問2 ×

問3 ×○××××

問4 ××××○○

問5
 減損処理を行った場合、その後の会計期間においては償却原価法は適用せず、以後、簿価で評価を行うことになる。

問6
 現金で受け取った場合は損益が計上されるが、株式を受け取った場合には計上されない。

問7
1) のれんは優れた経営力や技術力にもとづいた超過収益力であり、規則的に減価するとは限らないものであることから、その価値が損なわれたことが判明した時にのみ減損する。

2) 追加取得時は、少数株主との時価ベースでの取引になるため。

問8
 共通支配下の取引に該当し、純資産ベースでマイナスであるため、子会社株式の評価損が発生する恐れがあります。

問9
 事業分離に関しては様々なスキームが考えられるが、会計上の純損失を回避することを目的として事業分離のスキームを決定するべきではない。まして、当社の収益源である東京事業部を分離することは次期以降の経営成績に大きな悪影響を与えるため、行うべきではない。


コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

HAY

Author:HAY
2008年夏:社会人として仕事をしながら、クレアールの通信講座で会計士試験の勉強を開始。

2009年:短答式試験・論文式試験に一発合格することができました。

現在は大手監査法人に勤務しています。
次なる目標は公認会計士登録になります。

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。